投資はギャンブルとは違う!知っておくべき9つのポイント

投資はギャンブルだと思っていた過去の自分へ伝えたい9つのメッセージを書きました。

 

1.はじめに

以前、投資はギャンブルだと思っていました。株や投資信託などにはいいイメージがないのです。投資が原因で借金地獄や離婚に発展したという話をよく聞きます。特に投資信託は手数料が3%以上かかるので、銀行や証券会社などの販売側に旨味のある商品です。だから、個人投資家が儲けられるものではないという印象でした。しかし、投資の勉強を始めてみると、そんなことはなかったのです。投資はギャンブルではなく、自分のお金を増やすための有効な手段だと思うようになりました。

 

 

 

2.本文

 

2.1.勉強もしない。 情報収集もしない。 だから、 ギャンブルになるんだよ。

投資をする前には、必ず勉強や情報収集をしましょう。投資先の特徴や動向、市場の状況や予測などを把握することが大切です。勉強や情報収集をしないで投資をすると、根拠のない判断になります。その結果、投資はギャンブルになってしまいます。勉強や情報収集の方法は、書籍やインターネット、セミナーやコミュニティなど様々あります。自分に合った方法で、継続的に学びましょう。

 

 

 

2.2.投資をしないからと言って ゼロリスクにはならないよ。 リスクが最小限な投資先にお金を預けるのが一番安全。

投資はリスクがあるというイメージがありますが、投資をしないこともリスクがあります。例えば、銀行にお金を預けているだけでは、インフレや税金の影響で実質的な価値が減ってしまいます。また、将来の収入や支出が不確実な状況では、お金の不足に陥る可能性もあります。投資をすることで、お金の価値を維持したり増やしたりすることができます。もちろん、投資にはリスクが伴いますが、リスクをコントロールする方法もあります。例えば、リスクが低い投資先にお金を分散させたり、長期的な視点で投資したりすることです。リスクが最小限な投資先にお金を預けることは、投資をしないことよりも安全だと言えます。

 

 

 

2.3.短期投資はギャンブル性が高い。長期投資ならリスクが減るので、15年以上使わないお金で運用してね。

投資の期間によって、リスクや利益の見込みが変わります。短期間で株価が大きく変動することが多く、予測が困難なため、短期投資はギャンブル性が高いと言えます。一方、長期間で見れば、株価は上昇傾向にあることが多く、リスクは減少します。長期投資では、市場の変動に左右されずに、平均的な利益を得ることができます。長期投資をする場合は、15年以上使わないお金で運用することが望ましいです。そうすれば、必要に迫られて損切りをすることも少なくなります。

 

 

 

2.4.投資をするなら勉強が必要不可欠。買うのは知識がない人でも簡単にできる。損は売ることで確定する。だから、その時に知識がないと資産を減らすことになるよ。

投資をする際には、買うタイミングだけではなく、売るタイミングも重要です。買うのは知識がなくても簡単にできますが、売るのは知識が必要です。売るタイミングを間違えると、利益を逃したり損失を拡大したりすることになります。損は売ることで確定するのです。売るタイミングを決めるためには、自分の目標やリスク許容度、市場の状況や分析などを考慮する必要があります。これらのことを知るためには、投資に関する勉強が必要不可欠です。勉強を怠ると、投資はギャンブルになってしまいます。

 

 

 

2.5.目標を設定しないと、必要以上にリスクを取ることになるよ。お金を増やしたいからで投資をするのは危険かな。お金を増やすことは手段であって、目的ではないからね。そこを見失わないで。

投資をする前には、自分の目標を明確に設定しましょう。目標とは、投資で得たい利益や期間、用途などです。目標を設定することで、自分に合った投資先や方法を選ぶことができます。また、目標に達したら投資をやめるという判断もできます。目標を設定しないと、必要以上にリスクを取ったり、欲張ったりすることになります。お金が増やしたいからで投資をするのは危険です。お金を増やすことは手段であって、目的ではありません。例えば、老後の生活費や子供の教育費や夢の旅行などが目的です。そこを見失わないようにしましょう。

 

 

2.6.投資先が一つは危険。もしその一つがダメになったら、資産が減っちゃう。でも、一つがダメでも他の投資先で利益が出ていれば、総資産は減らないかも。だから、どう分散するかが最重要項目。

投資先が一つだけだと、その一つがダメになった場合に大きな損失を被ります。例えば、株式だけに投資していたら、株価暴落で全ての資産が消えてしまう可能性があります。しかし、投資先を複数に分散させれば、一つがダメでも他の投資先で利益が出ていれば、総資産は減らないかもしれません。例えば、株式と債券と不動産と仮想通貨にそれぞれ25%ずつ投資していたら、株価暴落でも他の投資先で相殺できるかもしれません。投資先を分散させることは、リスクを低減する効果があります。ただし、分散が大事だからと言って、同じ値動きのものを選んだら意味がありません。例えば、株式と株式投資信託と株式指数先物に投資しても、株価の変動に同じように影響されます。分散するときは、違う値動きをするものを組み合わせることがポイントです。

 

 

 

2.7. 短期の変動に惑わされないで。長期的な視点で投資をするのが賢い。

投資をするときは、短期的な変動に惑わされないようにしましょう。投資先の価格は日々上下しますが、それは一時的なものです。長期的に見れば、投資先の価値は上昇する傾向にあります。例えば、日経平均株価は1973年8月30日の終値が4,889円20銭でしたが、2023年8月30日の終値は32,333円46銭でした。つまり、過去50年間で約6.8倍になっています。もちろん、その間にも大きな暴落や反発がありました。例えば、1989年12月29日には過去最高値の38,915円87銭を記録しましたが、2009年3月10日にはバブル崩壊後で過去最安値の7,054円98銭まで下落しました 。しかし、それらは長期的なトレンドに影響を与えませんでした。投資は短期的なゲームではなく、長期的なゲームです。増えたり減ったりしながら時間をかけて資産は成長していくものなのです。

 

 

 

2.8. 感情に左右されないで。事前にルールを決めて冷静に判断するのが大事。

投資をするときは、感情に左右されないようにしましょう。感情に左右されると、損切りや利確を適切に行えなかったり、追加投資や売却を衝動的に行ったりすることがあります。これらの行動は、投資の成果を損ねることになります。感情に左右されると、投資はギャンブルになってしまいます。感情に左右されないようにするためには、事前にルールを決めておくことが有効です。例えば、損切りや利確の基準やタイミング、追加投資や売却の条件や方法などを明確にしておくことです。これらのルールを決めておけば、冷静に判断できるようになります。

 

 

 

2.9. 分散投資をするときは注意して。同じ値動きのものではなく、違う値動きのものを選ぶのが正解。

投資先を分散させることはリスクを低減する効果がありますが、分散させる方法も重要です。分散させるときは、同じ値動きをするものではなく、違う値動きをするものを複数組み合わせましょう。例えば、株式と債券は相関性が低いと言われています。つまり、株式が上昇するときは債券が下落することが多く、逆もまた然りです。このように違う値動きをするものを組み合わせることで、全体のリスクを抑えることができます。逆に、同じ値動きをするものを組み合わせると、全体のリスクが増加します。例えば、株式と株式投資信託は相関性が高いと言われています。つまり、株式が上昇するときは株式投資信託も上昇することが多く、逆もまた然りです。このように同じ値動きをするものを組み合わせると、全体の変動幅が大きくなります。分散させるときは、投資先の相関性に注意しましょう。

 

 

 

3.まとめ

投資はギャンブルではありません。投資は自分のお金を増やすための有効な手段です。しかし、そのためには正しいやり方を知っておく必要があります。

この記事では、私が投資を始めてから学んだ9つのコツを紹介しました。これらのコツは、投資初心者や投資に興味がある方にも役立つと思います。投資をすることで何が得られるのか、どんなやり方が良いのか、どんな注意点があるのかを知っておくことで、投資を成功させる可能性が高まります。