頑張っているのに報われない人へ
- はじめに
- みんなはパンダ、私はゴキブリ。
- パンダとは
- ゴキブリとは
- 自分の価値を見失ってしまう理由
- パンダは自分らしく生きている人、ゴキブリは自分を見失っている人
- まずは自己理解
- パンダでなくてもいい。ゴキブリでもいい
- 自己受容と意味は相互に作用し合う
- まとめ
はじめに
頑張っても報われないだって?
では、質問です。
あなたは誰のために頑張っているのですか?
そして、何のために頑張っているのですか?
みんなはパンダ、私はゴキブリ。
パンダはみんなから認められ感謝されている。なのに、ゴキブリは頑張っても感謝されず、誰からも認められない。だから、ゴキブリは損だ。
この違いが私ばっかり損している、誰も認めてくれない、こんなに頑張っているのに感謝されないという気持ちを生む。
パンダとは
パンダとは、周囲の人のニーズや期待に応えることができる、自己肯定感が高い人を指す比喩です。パンダはみんなから愛されているので、パンダの周りには人が集まります。
人が集まるということは、パンダには需要があります。需要があるということは、みんなから関心を持たれているということです。みんなから関心を持たれることで心が満たされ、自分の価値を実感することができます。そして、自分のしていることに意味が生まれ、アイデンティティや自分らしさの一部となります。
ゴキブリとは
ゴキブリは周囲の人たちの関心や期待に合わないことで、自分には価値がないと思っている人を指す比喩です。ゴキブリはみんなから嫌われているので、人が離れていきます。その結果、自己肯定感が下がります。
自分の価値を見失ってしまう理由
パンダかゴキブリかは所詮他人の貼ったレッテル。他人の承認や評価によって決められたものに過ぎない。
そのレッテルに囚われて生きることは、周囲の人や社会などの期待や要求に応えようすることだ。それは自分の本当の気持ちや望みを無視することにつながる。
自分の本当の気持ちや望みを無視すると、自分の価値を見失ってしまう。
パンダは自分らしく生きている人、ゴキブリは自分を見失っている人
パンダは自分の好きなことや得意なこと、そして、自分の能力や適性に合ったことをやっている。さらに、自分の意見や感情を表現している。これはつまり、自分らしく生きているということ。
自分の好きなことや得意なことがわからない。もしくは、諦めている。自分の能力や適性がわからない。もしくは、合わないことをしている。自分の意見や感情を表現しないで相手に合わせている。この場合、自分のやっていることに自分がない。だから、自分の価値がわからない。その結果、自分には何の価値がないと思ってしまう。
これがパンダとゴキブリの違い。
まずは自己理解
自分には価値がないと思っている場合、自分のしたいことがわかっていないことが多い。
自分がどうしたいのか、また、自分がどうなりたいのかを蔑ろにしていると、本当の自分や自分が本当にやりたいことがわからなくなってしまう。自分の願望や望みが叶えられないと、充実感や満足感が得られない。
充実感や満足感を得るために、まず自分について知ることが大切。充実感や満足感につながっていることがわかれば、自分のやってきたことに意味が見出せる。意味が見つかれば、自分には価値がないなんて思わないはずだ。
パンダでなくてもいい。ゴキブリでもいい
パンダでなくてもいい。ゴキブリでもいいと自分を受け入れることができるかが問題解決のカギとなる。
誰からも認めらなくてもいい。誰からも感謝されなくていい。そう思うこと。
どうすれば自分で自分を認めることができるのか。どうすれば自分に感謝することができるのか。どうなれば得したと思えるのか。それをできるだけ具体的にして、その実現に向けて努力すること。
他人が自分をどう思うかなんて自分の価値とは無関係なことだ。ただ自分に誇りが持てる振る舞いをすればいいだけ。自己成長・自己実現に向けて前進することで、意味が生まれ、自分の価値を実感することができる。
自分に価値がないと思うのは、他人の評価に振り回されているからだ。目を向けるべきは他人ではなく、自分だ。好きなこと。楽しいこと。面白いこと。そういうことに時間や労力を使って、人生を豊かにしていけばいい。
自己受容と意味は相互に作用し合う
自己受容と意味の関係は相互に作用し合うことがあります。両者の関係性は個々の人や状況によって異なりますが、以下に一般的な考え方を示します。
自己受容によって意味を見出す:
自己受容が先行して意味を見出す場合、自分自身を受け入れ、自己価値を認識した状態から、過去の経験や現在の状況に対して開かれた心で接することができます。その結果、より客観的に、かつ優しく自分の経験を見つめることができ、その中から意味を見出すことができます。自分を受け入れることで、過去の経験や現在の状況に対する自己の評価や解釈がより建設的になり、意味を見出すことができるでしょう。
意味を見出すことで自己受容ができる:
逆に、意味を見出すことが先行して自己受容が可能になる場合もあります。過去の経験や現在の状況から意味を見出すことで、自分の人生や経験に対する新たな視点や理解が得られ、それが自己受容につながることがあります。意味を見出すことで、自分の過去や現在を受け入れ、その中から学びや成長を得ることができ、自己受容へとつながる可能性があります。
以上のように、自己受容と意味の関係は相互作用し合い、両者が互いに影響しあうことがあります。どちらが先行するかは個々の人や状況によって異なりますが、両者がバランスよく存在することが、より充実した人生を築くための重要な要素と言えます。
まとめ
自己成長が自分の価値を見出す一つの方法です。
誰も認めてくれない。自分の価値観がわからない。何も挑戦しない。これでは自分の価値を見出すことができません。
自分の価値を見出すことができないと、他人の期待や社会的な価値観に左右されてしまいます。
そうならないためには、自分の価値観や目標に基づいて頑張ることが必要不可欠です。